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黒ごま、琵琶湖にてカヌー初体験 (マキノサニービーチ・5/30)

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琵琶湖は、ヨット・カヌー・水上スキー等、ウォータースポーツが盛んです。
・・・といっても、滋賀県人が大半が体験有り、なんてことはなく。せいぜい、
「琵琶湖で泳いだことがある」程度でしょう。

もとより、水に浮いてることは出来ても、泳ぐ事ができない黒ごまにとっては
全く無縁の世界でしたが、この度がご縁がありました(笑)
友人の桜餅より、「カヌーしようよ」コールがかかったのです。

実は、この計画は一年前から温めてました。というより、計画実行直前に
滋賀県に台風接近。湖面が荒れると予想されたので、あえなく断念。
しかも当日、

おもいっきり快晴、風一つないお天気でしたが(-_-メ)

そして、今年。リベンジだ!

カヌー初心者が手っ取り早く、しかも安くカヌーを体験する、桜餅の裏技…
それは、
カヌーの試乗会に参加することです。
ネットや電話で予約して、参加料2,000円を支払って、あとは現地集合。

5/30当日。特に用意もなく、桜餅と黒ごまは滋賀県マキノサニービーチに到着。
休日でキャンプを楽しんでいる人もあり、なかなかの人手。
濡れてもいい軽装で、特に用意した持ち物はなし。受付で手続きを済ませ、いざ
砂浜へ。

この日はあいにくの曇天だったのですが、砂浜はずらりと張られたメーカさんの
テントと、所狭しと置かれた、ものすごい数のカヌーでいっぱい。
そのカヌーを熱心に見つめるのは、格好からしてアウトドア愛好家な面々や、
家族連れ、そしてなぜか犬。まさに全くの初心者から、渓流行ってそうな上級者
まで様々。
この様子に、慣れない状況に緊張していた黒ごまもリラックス。というのも、今まで
全然アウトドア派ではなかった(ハイキングや、外でバーベキューとかはした事あ
るけど)し、カヌーなんて名前しか聞いたことなかったから、それが「自分だけ」じゃ
ないか、ちょっと心配していたのですよ。

さて、カヌーに乗るには、
①気になるカヌーを探す。
②見つかったら、そのカヌーのメーカーさんのテントに行く。
③ライフジャケットとパドルを借りて、カヌーに乗り込む。

やはり「試乗会」なので、メーカーさんと個人のやりとりになるんですね。
カヌーの形状は様々で、短かったり長かったり、木製だったり、エアーを
入れるゴム製のだったり、一人用だったり二人用だったり。
どれに乗ったらいいのか分からない。
ただ、桜餅曰く「短いカヌーはコントロールが大変難しい。最初は長い、安定した
カヌーから」とのこと。

最初に選んだのは、二人用の、エアーを入れるゴム製のタイプ。
黒ごま 「て、転覆とかしーひん?」(ビビリまくり)
桜 餅 「いきなり立ち上がったりとかしーひんかったら、大丈夫」
桜餅は数回カヌーを経験しているので、その言葉に安心するも、
桜 餅 「まぁ、よく水ん中に落ちるのは、降りる時と乗る時やしなぁ」・・・って、

これから乗るんやん( ̄■ ̄;)!! もしやいきなりボチャン、か!?

ここで醜態を晒すのか、と戦々恐々でしたが、乗る時はちゃんとメーカーの人が
乗って完全に腰を落ち着けるまで、押さえててくれます。あっという間に岸から
離れるカヌー。

黒ごま「おお、すごいっ! 水の上にいる!! 水の上や~」
    「視点、めっちゃ低い、水が近い!」
    「琵琶湖広い! 深い!」

もう大興奮(笑)
興奮のあまり、言葉もブツ切りです。さぞかしうるさかったでしょう、すみません。

でもね、初めての体験です。
水の中にいるみたいな、低い視点。水面がとても近くて、実際手を伸ばせばそこに
水があるんです。下は、もう人が立てない深さ、という恐怖もありましたが、
空と水面の間に挟まれたような感覚です。これはきっとずっと忘れないと思います。

さて、水上では即席カヌー教室。桜餅からパドルの使い方を習います。これが、最初
は結構難しい。黒ごまは力任せに漕いだので、腕が早速痛くなりました。慣れると、
あまり力入れないですいすい漕げるとのこと。
実際、小さな子供さんや、初老のご婦人まで、軽やかにカヌーを操ってました。
黒ごまも、何十分間かでコツを掴めましたよ。

まわりはカヌーでいっぱいです。ボートに乗るカップル、イカダのような形状のボート
に乗る小さな子供たち。犬と一緒にカヌーに乗せている方々も。

なんせ、色々な種類のカヌーが一同に会し、しかも乗り放題なら乗らなきゃ損、損!
てな感じで、みんな楽しそうにカヌーを物色しています。ここだけ夏が来たみたいな
熱気。メーカーさんもセールストークに熱が入ってました。

さて、黒ごまもいよいよ一人用カヌーに挑戦。最初は一人で乗る怖さで、なかなか
カヌーを選んでメーカーさんに言うことができませんでしたが、熱気に押される形
で一度乗り出すと、これがまた楽しい!
しかも、メーカー毎、種類によって、乗った感覚が全然違うんです。

最終的に、黒ごまが選んだのは写真にもある、オレンジ色のカヌー。
「レイカーソロ IK116」(スターンズ製)。
これね、エアーを入れるタイプなんですけど、ものすごい安定感があって、カヌー
に乗っているって感覚がないんですよ。このカヌー乗って、穏やかな湖面とかを
漂ってたら、絶対寝れる、というぐらいの安定ぶり。水面に座ってるみたいでした。

一度乗って、惚れこんでしまい、二回乗りました。メーカーのスタッフさんに顔を
覚えられる始末。
忘れられないのはそのスタッフさんの言葉でした。
「せっかく、この琵琶湖という絶好の乗り場があるんだから、カヌーをしないなんて
もったいないでしょ」

初めてのカヌー体験で、思ったことは「今までずっと琵琶湖のそばに住んでたのに
なんでもっと早くカヌーに乗らなかったんだろう」という後悔でした。
それほど、インパクトのあった体験でした。何より気持ちよかったですしね。
誘ってくれた桜餅に感謝!

みなさんも一度カヌーに乗ってみてはいかがでしょうか。


※恐らく、この記事をカヌー経験者の方が読んだら「?」という表現があると思いま
すが、なにぶんビギナーの体験記ですので、ご勘弁を(>_<)
ご指摘等、ありましたらコメント欄で。色々情報等も大歓迎ですので、お願いいたし
ます!
by black-sesame | 2004-06-20 23:39 | 滋賀のえーとこ(良い所)
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